『視神経乳頭陥凹』について
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視神経乳頭陥凹
眼の視神経が眼内に入って来ているところを眼底検査で確認できる部分を視神経乳頭といいます。ただし乳頭と言っているからといって昭和新山(図1)のように眼内に突出している訳ではありません。昔、解剖した時に肉眼で見ると突出しているように見えたからです。実際には火山のカルデラの様(図2)に見えます。そのカルデラの部分が乳頭陥凹で、そこが広がって見えると乳頭陥凹拡大といいます。視神経は視神経線維の100万本の束で、50万本まで減ると視神経乳頭拡大の状態になります。この場合緑内障検査するため眼科を受診してください。
図1 | 図2 |